遠正堂のある、秋田県横手市周辺の地域では、他の地域とは違う葬儀の風習があります。
葬儀をするにあたって、または参列するにあたって事前に知っておくといいでしょう。
■お通夜はご遺族・親族の方たちにより行います。
全国的にみれば、ご葬儀は下記の様に執り行います。
納棺→通夜→(次の日)➡葬儀、告別式➡火葬
という流れが一般的です。
しかし、横手市周辺では、
納棺→お通夜→(次の日)➡火葬➡葬儀、告別式
という流れで行われます。
これは「前火葬」といい、この地域では一般的な流れです。
また、お通夜に対する考え方は地域の方(向う三軒両隣り)と
ご遺族で故人をゆっく見送りしたいとの思いがあります。
■葬儀の後に自宅祭壇を飾ります。
横手市周辺地域では、自宅に白木祭壇を飾ります。
火葬・葬儀に参列できなかった方々が自宅祭壇の遺影に。
手を合わせに来て頂きます。
1~2週間(一七日から二七日)後に仏送りを行い
故人様の遺骨をお墓に納骨致します。上記に仏教言葉がありますので
ひらがなで書きます。ひとなのか ふたなのか ほとけおくり
地域ごとに細かな違いがあるので、わからない場合は遠正堂までお訊ねいただくか、地域の年長者に聞いてみるのがいいでしょう。